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東京学芸大学アメリカンフットボール部 SNAILS 山田豊監督&松並憲生ヘッドコーチが語る『CLIMB DB』活用法
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東京学芸大学アメリカンフットボール部 SNAILS 山田豊監督&松並憲生ヘッドコーチが語る『CLIMB DB』活用法

「チームで決めた取り組みを、完遂する意識が高まった」

――『CLIMB DB』を導入したきっかけを教えてください。

山田監督:平野ストレングスコーチから導入を打診されたことがきっかけです。それまでも、食事や睡眠に対する取り組みはしていたのですが、なかなかチーム全体としてやりきれずにいました。そこで『CLIMB DB』の説明を聞いたところ、選手の体調や睡眠、体の調子やケガの状況などがわかりますし、スマートフォンのアプリに選手個々が入力するので、とりまとめもすごく楽にできます。入力フォーマットが決まっているので、選手も取り組みやすいと思い、話を聞いてすぐに導入を決めました。

――最初に『CLIMB DB』の説明を聞いたときは、どう思われましたか?

松並ヘッドコーチ:率直に、便利なツールだと思いました。導入に当たってコスト面が気になったのですが、解決できるコスト感だったことと、『CLIMB DB』を利用することでチームに大きなプラスになると思ったので、導入させてもらいました。

――導入当初から、選手達は積極的に入力していたのでしょうか?

山田監督:最初のうちはしっかり入力する選手が少なくて、入力率は低かったです。そこで選手達に喝を入れました。「チームとしての取り組みなのだから、全員が100%やらなければ意味がない」という話をしたところ、いまは全員が毎日入力しています。

――『CLIMB DB』導入前と導入後で、選手の様子が変わったところはありますか?

山田監督:部員全員がチームで決めた取り組みを100%完遂する意識は高まったと思います。いま選手は70名いますが、他大学には選手が150人以上いるチームがたくさんあります。まだまだ数が少ないと思っているので、選手を辞めさせてしまったり、ドロップアウトさせたりするわけにはいかないんですね。その意味でも『CLIMB DB』を見ることで、選手の心理面や身体の状態がわかるので、個々にケアやサポートがしやすくなりました。

松並ヘッドコーチ:選手のコンディションについては、学生トレーナーが選手にヒアリングをしていました。しかし、コーチにすべてが共有されているわけではありませんでした。いまは『CLIMB DB』を導入したことで、スマートフォンを見るだけで瞬時に選手の情報が把握できるので、すごく便利になったと思います。ほかにも、データを入力していない選手は、心なのか身体なのか、何かしら問題を抱えていると捉えることもできるので、フィジカルコンディションだけでなく、メンタル面の問題も察知しやすくなりました。

――アメリカンフットボールは接触のあるスポーツなので、コンディショニングとケガの管理が重要ですが、『CLIMB DB』をどのように役立てていますか?

山田監督:一番役立てているのは、トレーナーチームとの連携です。トレーナーとコーチングスタッフが顔を合わせる時間があまりなく、各コーチがそれぞれ選手達の筋力面などを鍛えていたのですが、『CLIMB DB』によってトレーニングの内容や選手のデータを共有することができるので、コミュニケーションがかなり深まりました。平野ストレングスコーチも、『CLIMB DB』導入以前はグラウンドに来ないと選手の状態がわかりませんでしたが、いまはスマートフォンのアプリを見れば常にわかります。選手と顔を合わせる前に状態を知ることができるので、準備も含めて作業の効率が良くなったように思います。

松並ヘッドコーチ:『CLIMB DB』を見れば、選手の状況が可視化されています。それを我々コーチングスタッフやトレーナーは常に見れるので、情報の共有はスピーディになりました。それに応じた選手起用やトレーニング強度のコントロールもできます。以前はエクセルに選手の状態を週に1回、スタッフが手作業で入力していたのですが、『CLIMB DB』を導入したことで作業の負担がなく、日々の情報がリアルタイムで把握できます。そのスピード感は以前とは明らかに違ってきています。

――今後、さらなるチーム強化に向けて、『CLIMB DB』をどのように活用していくイメージをお持ちですか?

山田監督:まだ、すべての機能を使いこなすところまではいっていません。我々コーチも選手も100%使いこなすことが、強いチームになるためのスタートラインだと思います。アメリカンフットボールは身体が資本なので、『CLIMB DB』をもっと活用して、フィジカル面で他の強豪チームと対等以上に戦えるよう、組織や環境の整備に力を入れていきたいと思います。

松並ヘッドコーチ:『CLIMB DB』は手軽に入力でき、可視化できて瞬時に情報共有ができる便利なツールなので、次のステップとしては、選手たちが『CLIMB DB』の中に表示されている状態が、常に良いものでないといけないという意識を作ることができれば、本物のチームになると思います。そこに向けて取り組んでいきたいです。

野澤柾斗主将

――『CLIMB DB』を使った感想を聞かせてください。
コンディションにより目を向けるようになりました。いまは朝の体調、睡眠時間、練習時間、練習の意欲、体重の増減、痛めた箇所など、身体の気になる部分を入力しています。『CLIMB DB』を利用することで、睡眠時間と体調の関係がわかるようになり、多く寝れば良いのではなく、自分に合った睡眠時間が大切なのだと知ることができたのは収穫です。

――『CLIMB DB』を使うようになってから、プレー面で変わったことはありますか?
ウェイトトレーニングをしているのですが、ベンチプレスの重量がどんどん上がっています。それは体調に目を向けて、良いコンディションでトレーニングをしている成果だと思います。

――今シーズンの目標を教えてください。
関東学生1部リーグの上位8チームで構成される『TOP8』に昇格することです。そのためには、いまの「BIG8」で2位以内に入り、チャレンジマッチに勝つことが必要です。日々のコンディションを良い状態に高めて、トレーニングや試合に臨みたいです。

――目標達成のために『CLIMB DB』をどのように活用していきたいですか?
自分はキャプテンとして、他の選手が入力したデータを見られるようになっています。一日に2回、データを見て、体調の悪い選手や練習意欲の低い選手に対して、積極的に声をかけるようにしています。『CLIMB DB』を導入する前は、選手全員のコンディションを知ることは物理的に難しかったのですが、いまはすぐにわかるので、チームの状況を把握する上で、すごく役に立っています。