大阪府教育センター附属高等学校 サッカー部
大阪府教育センター附属高等学校 サッカー部監督・相沢氏が語る『Atleta』活用法

「Atletaを通じて何かを継続する大切さを学んでもらえたら」
「Aim for Higher Goals〜高みを目指して〜」を2018年のチームスローガンに掲げ、U-18リーグ3部で戦えるチーム作りを目指しているのは、大阪府教育センター附属高等学校サッカー部。このチームを率いるのは、就任4年目になる相沢監督。今のチームを和気あいあいとした雰囲気で、学年関係なく仲が良いチームだと紹介してくれました。2017年12月から『Atleta』を導入開始し、その様子をブログやSNSを通して他校にも発信されていることもあり、他校の先生からもシステムについて聞かれるようになったそうです。監督ご自身、ブログなどの記事として残すことで常に振り返りができ、学校に恥じぬよう意識を高めることができると仰います。そんな監督に、『Atleta』の導入経緯とチームについてインタビューにお答えいただきました。
――『Atleta』を導入する前はどのような悩みや課題がありましたか?
食事や怪我などの日常生活の部分をフォローできていなかったことです。また栄養講習を開催しても、改善の試みが長期的に続かなかったり、チームとしての取り組みが継続しにくかったことも悩みでしたね。
――――確かに部活動中以外の日常生活の部分はなかなか見えづらいですよね。監督が選手のコンディション管理に取り組もうと思ったきっかけはどのようなことでしょうか?
海外での指導者講習を受けた際、選手のコンディションや負荷を考えた緻密なトレーニング計画を立てる必要があると感じたことがきっかけです。専属トレーナーのいない公立学校なので、指導者がきちんと選手のコンディションや食事に対してアプローチしなければならないですし、それができれば選手としての能力も今より伸びて、公立学校でも自信を持ってプレーできるのではないかと思っています。
――――海外では選手のコンディションなどを考えて、トレーニング計画を立てることが当たり前に行われているのですね。そんな中、『Atleta』導入を決めて頂いた最大のポイントはどこでしょうか。
選手たちに「何かを続ける」大切さを学んでほしいという想いが強いです。毎日続けることが苦手な子が多いので、サッカーの成長にも繋がるような取り組みを通して、継続する意識をもってもらえたらと思っています。
――何ごとも「継続する」ということは、容易なことではないですよね。実際に導入してみてよかった点はどこでしょうか。
生徒が今まで以上にサッカーやコンディションの話をするようになりました。今まではゲームや遊びの話が多かったので、そういったところから選手たちの意識が変化したと関します。選手と指導者間の会話も増えたので、コミュニケーションが取りやすくなりましたね。また、ブログやSNSを通して保護者の方にも取り組みを公開していることもあり、より安心感を持ってもらえるようになりました。食事内容やコンディションの傾向からも、選手たちの意識が高まってきていることが読み取ることができます。
――勝つために必要なことへと意識が向いているのですね。そんなチームの今後の目標を教えて下さい。
U-18リーグ2部昇格するための下地作りを、技術の面だけでなく日常生活やコンディションの面からもアプローチできたらと考えています。また、それを自身で向上させられるような人間形成も目標にしていきたいですね。